山田まな 活動日記

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感性について

 9月定例会が開催されています。

 議会のなかで議員が行政に問いただすというシーンが本会議や委員会で繰り広げられます。
ときどき、聞いていて、うっと目頭が熱くなる時があります。普通の感覚なら通り過ぎてしまうであろう、当事者の言い尽くせぬ悲しみ苦しみに、深いところまで寄り添って、自分が代弁者たろうとする真摯な議員の姿を見るときです。
 問題の表層をなでるように指摘するといったものではなく、問題そのもの奥深くにぐっと迫って、何が根底にあるのか、ならどうすれば改善されるのかを徹底的に追求している。そして、そこから紡ぎだされた言葉を聞いていると、頭をがつんと殴られたかのような衝撃を受けます。
  「議員の資質は感性だ」、とある議員がおっしゃいました。議員に必要なものは、立派な肩書でも経歴でもない、雄弁さでもない、感性であると。通常なら素通りしてしまうであろう問題に気がつけるかどうか、気が付いて感じ入ることができるかどうか、そういった心のひだであると。やっぱり頭をがつんと殴られました。

 自分の死後、今よりも良い世の中を後世に残したい。子どもを産んで、そんな思いがますます強くなっています。

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 本日、朝日新聞朝刊のオピニオンに作家の高橋源一郎さんが寄稿されました。
 以下、部分的に引用します。

 『忘れられない光景がある。ぎりぎりまで働いて子どもを迎えに行くので、保育園につくのは延長保育のリミットあたり。だから、毎日、近くの駅から走った。すると、たいていすぐ近くに、一緒に走っているお母さんがいるのである。2,3分遅れても文句はいわれないだろう。でも、走るのだ。汗で化粧がはげ落ち、目にうっすら涙の気配。
 「子どもが待っていますので」とはなかなかいえず、まるで罪人みたいに申し訳なさそうに会社を出たこと、子どもが誰もいなくなった部屋でひとりで待っているのではないかと思うと胸が締めつけられそうになること、こんなことなら働くんじゃなかったとつい思ってしまうこと、それらが胸の中に渦巻いているのだ、とぼくにはわかった。なぜなら、ぼくもそう感じていたから。』

 児童虐待やDV、自殺自死、依存症、心の病、そして貧困。数々の社会問題があります。それぞれが単独であるというよりは、連関して存在しているとしばしば指摘されます。
 これら問題の根底には社会経済情勢が深く関わっているのですが、表面化する問題は個々の家庭や個人といったものに帰していきます。自己責任、で切り捨てられていくのはあまりに本質でない。ひとりで抱え込まないで、ふと手を差し伸べられたらどんなに救われるか。社会全体で支え、また立ち向かっていく仕組みを考えていきたいと思っています。

 今朝のオピニオンに大賛成の意をこめて、抽象的なことを書きました。
by yamadamana2011 | 2013-09-26 20:07 | 考える

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