山田まな 活動日記

昨日の続き

 基本的に惚れっぽいです。
芯があって、まっすぐで、純粋で、心底、優しさがにじみ出る人が、好きです。(赤ジャケットさんもそんな方のおひとりです。)

 今日は、うちの会派の女性に惚れました。総務環境委員会の委員長、大村光子さんです。「うわぁ、素敵だなぁ」ってしみじみ思いました。

 人それぞれ正義があって、それに熱を入れれば入れるほど、他者の義とぶつかりあってしまう。どちらがより正しいかなんて指標がないのだから、どこまでもいっても平行線に思える。でも、徹底的に議論して、改善点や折り合いを探っていく。総務環境委員会の地域委員会に関する議事録を読みながら、涙が出てきました。新しい時代の在り方を模索している。是々非々で議論している。時代の変容に適応するために、変革は急務。再生循環型の自立的社会を築くために、ひとつの仕掛けがあって、それを内容の深い意義のあるもの、よりよいもの、持続可能なものにするため、徹底的に議論する。理想形は、きっと、会派なんていらないんでしょうね。案件に対し、各議員個人の判断で、その都度、賛成・反対に分かれて、徹底議論すればいい。その先に、必ずおもしろい議会が待っていると思います。多数決の結果は、本会議場でしかわからない。政局はなくなり、是々非々の政策論議で決まる。説得力のある意見というのは、実証的なデータや、市民のみなさんの声をより多く集約した意見ですから、一つ一つの案件に、各議員がさらにさらに深く理解していくことが必要になります。

 光子さんは、主義主張が異なる方でも、その方の独自の理論があって、それに向けての情熱がある方をすごく尊重しています。反対意見を持ちつつも、対等のテーブルで議論するうえで、人として礼を尽くす、尊重する。当たり前のことなんですが、これができない人の方が多い。逆に、筋を通さない、人として誤っていると思う行為には、断固として抗議されます。同じ会派の人間に対しても、他会派の方、役所の方、ときには市長にも。まっすぐでまぶしい。

 師と仰ぐ人が増えてきます。ありがたいことです。

●´∀`人´∀`●´∀`人´∀`●´∀`人´∀`●´∀`人´∀`●

 さて、話が脱線しましたが、昨日の続き。市民と市議の本音トークでの、いただいたご意見
を書いていきます。

KUさんふたたび
「第二の議員を地域委員会で作り出そうとしている。区役所の職員がどれだけ地域委員会に専従しているのか。市の財政が負担。全市で行えば、どれだけ予算がかかるのか。
 またまちづくりのビジョンは、行政が出すべきであって、それぞれの地域がバラバラの施策を行うことは、ものすごく非効率である。やりたい人がやりたいことをやっているだけで、そのやりたい人々の満足にすぎない。
 そもそも選挙制度を導入すべきではない。無作為抽出の委員がやるべき。制度面・予算面で、現行制度では、課題が多い」

Fさんふたたび
「地域のことを話す場がない。防災にせよ、なんにせよ、内内で、区役所経由の町内会長さんで決まっている。任意団体としての地域委員会。まさにボランティア議会そのもの。
 地域のことを話す場!として、地域委員会を位置付けたい。予算がなくたっていい。まちのこと、まちづくりのこと、話せる現場がほしい」

MAさんふたたび
「今の自治会、学区によってうまくいっているところ、うまくいっていないところがある。なぜ地域によってギャップがあるのか。年齢構成、人口、土地柄、環境他、様々な要因があるはず。うまくいかない問題を顕在化させる必要がある。一律的に、地域委員会が必要かどうか。市民レベルでのディスカッションが必要。自分の学区は、うまくいっている。どうか、ベンチマークとして他学区から見に来てほしい。また自分たちも勉強する。こうやって学区と学区、市民レベルの交流が必要」

Yさん
「区政協力委員も税金。無駄なところもたくさん。会計は公開されていない。人間は自分の出しているお金が何に使われているのか、日々の生活に追われ、ゆっくり考える力がない。そういうものを、目に見える形に変えていく必要がある」

KOさん
「自分は、20代。世代間ギャップを感じる。今ある制度や地域団体の実際にどこから関わればいいのかわからない。地域に対して意見を言うとか、地域に関心を持てていない。隣の人が誰が住んでいるのかすらわからない。そういう中で地域社会をつくっていくのは難しい。今の若者は、ワーキングプアが多い。仕事がなくて、後ろや下をどんどん見ちゃう世代。社会とのかかわりが切れている。
 いまこうして簡単に政治にかかわれることに、驚き。接点を持ち、世代間ギャップを埋めるべき」

KAさんふたたび
「戦後教育が悪い。個人主義を蔓延させた。自分と自分のまわりだけがよければ、それでよいと考えている。国がしっかりしていない。個人が国より偉いと勘違い。『国は自分に何をしてくれるのか』。こんな社会にしてしまった、われわれ世代の責任がある。これから、本当に力を入れるべきは、教育である」

Mさんふたたび
「マンションの隣に住んでいても、挨拶もしない。若い人に対してどう接したらいいか、わからない、遠慮している。アクセスの仕方がわからない。
 儀礼的無関心。受け入れる側が、どうアクセスすべきか、儀礼的無関心を理解すべき(?心理学の専門用語のようで、よくわからなかったので、補足をお願いいたします…!)」

Sさん
「新しい議員が生まれたら、すぐに改革できるのではないかと期待してしまう。でも、我々市民も新人議員と一緒に育っていかなければならない」

MIさん
「天下り制度を廃止すべき。その分、若者の雇用創出にベクトルを向けるべき。議員は、政局に集中するのではなく、行政のチェックをしっかり行わなければならない。ダメなものはダメ。議員の横やり、口ききといったものは、35年前はあったが、現代ではほとんどなくなった。時代の変容に応じて、議員の仕事内容も変わっていく。今、議員がしなくてはならないことは、働きやすい夢のある社会をつくること。ワークキングプア、現代の貧困。しっかり学んで、政務調査費を余らせないようにしっかり、学んで、市政に生かすこと」

KRさん
「議員報酬半減と減税10%。知名度のない人を政策に共鳴して市民は票を入れた。何よりも大事なのは、市民の支持を失わないうちに、市民をがっかりさせないこと。もしそうなれば、たちまち政治不信を再び引き起こすことになる。ようやく芽生えた名古屋市民の政治への関心を大事にすべき」

Gさんふたたび
「公約を全部やってもいいという負託をしていない。名古屋市議会は、二元代表制。議員は市長をチェックするのは仕事。チェックする側に与党がいるのがおかしい。三大公約は減税日本の中で、本当に意味があるかどうか検討すべき」

Mさん最後
「熱中症と節電対策、地域避暑!区役所のロビーやコミセンに畳を引いて、テレビを置いて、地域のご老人が集まれる場を、今年の夏はつくってはどうか」

●´∀`人´∀`●´∀`人´∀`●´∀`人´∀`●´∀`人´∀`●

 さまざまなご意見をいただきました。賛同するところ、それは違うと思うところ、純粋に感動したところ、たくさんあります。
やはり、テーマが地域委員会に終始したところをみると、賛成にしろ反対にしろ、それだけこの制度に関心が高いのだろうと理解しました。
 ただ、地域委員会を議論するうえで、問題なのは、情報の非対称性です。持ち得る情報に格差があると、より多く知っている人が、議論の場を制してしまう。それによって、「知らないから」と、制度をそこまで知らない人間が委縮してしまい、議論参加を阻害する。すると、だんだん声を大きくする人が決まってきてしまう。知らない人は、離れていく。制度が複雑化すればするほど、排他性を生んでしまう。新規に参加できない、人間疎外です。
 総務環境の議事録を読んでいると、「議論のプロセスそのものが、住民自治を築く」という発言がありました。まさにそのとおりだと思います。あらかじめ知っている人とそもそも知らない人との情報格差を是正し、議論をする環境を整えなければ、公平な議論の場は設けることができません。

(もっとも、「関心を喚起すること」が一番の課題でありますが)

以下、やりたいことの私見。

住民自治を根付かせるのに、行政だけに頼り切るのは、「お任せ民主主義」そのものと言えます。議会や会派が主催して市民公聴会を開きましょう!少人数で、各区50人を想定して、議員自ら草の根運動の火付け役を買う。行政によるトップダウンでなく、住民代表である議員が住民を巻き込んで、議論を吸い上げ議会に持ち込む。本来あるべき議員像だと言えます。

というわけで、

(1)地域委員会に興味のある方々、意識のある方々は申込みをしていただき、参加希望者には、あらかじめ、地域委員会制度の基礎知識が書いてある資料を送付しておく。
       ↓
(2)当日、はじめの一時間は、市政出前トークを行う。(※「市政出前トーク」とは、申し込みをしておけば、市役所の方が希望案件について説明してくださるという素敵サービス。)
       ↓
(3)その後、座談会形式で、体験型の議論を参加者と行う。司会進行役として、各グループに議員が一人ずつ入る。
       ↓
(4)発表会のち、集約した意見を団体意見書としてまとめる。
       ↓
(5)団体意見書を役所に提出。意見書には法的拘束力はないが、それなりに効果はある。また、質問事項を記入すれば、必ず回答してくださるとのことなので、「この点が疑問だ!」と、座談会の中で生まれた疑問は、どんどん書いて質問状も作る。

以上、(1)~(5)を何度も積み重ねて行っていけば、住民間でも「この地域のまちづくりをどうしていくか」という議論が自発的に湧き起こるのでなないでしょうか。

行政の制度設計と、議会が民意を吸収してかたどる理想形を、すり合わせる。行政と議会の共働でできる、新たな政治のありかたのひとつになるのではないかなぁと思います。

できれば、超党派でやるのが、理想です。

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ナゴヤ庶民連のみなさま、お誘いありがとうございました!非常に楽しい時間を過ごせました。勉強になります。

次回は、瑞穂区で開催するそうです、アンキロさん!今度はきちんと許可をいただいて、告知しますね。
by yamadamana2011 | 2011-07-20 00:43 | 地域委員会

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