山田まな 活動日記

まず自分の足で歩くことから

昨日の続きです。

(1)今回の値上げの反対理由
 ①今回は財源があるため
 ②待機児童解消と保育料値上げの関係
 ③「大きな政府」と「小さな政府」

(2)委員会の席を退席した理由

で、昨日のブログでは、(1)①②まで書きました。

今日は、(1)③「大きな政府」と「小さな政府」
と(2)委員会の席を退席した理由を書きます。

わけのわからないことばかり書いていて、申し訳ないです。
自分自身整理しきれていないからでしょうね。

コメント欄で、江口晃司さまより、

現状をしっかり認識し、足場を固めてください。
ぶれない信念を持ち、自分の言葉で主張を述べてください。


嘆きの市民さまより、

減税のための歳出一律カットについては、その影響を、街を歩くときに良く見ていただきたいと思います。公園、公衆トイレ、河川護岸、あきらかに影響が出ていると私は感じています。
 また公が支出をするときには、その金額の多寡だけではなく、コストとパフォーマンスのバランスの観点からも見ていかなければいけないと思いますが、景気対策の意味合いもある公共工事などが、一律コストカットによって支出がその効果をあげていない、つまり末端がどんどん貧しく、苦しくなっている様をよく見てきてください。


とのメッセージをいただきました。
また、いただくお手紙も、同じ内容が書かれています。
6月定例会まで、町を歩きます。また、市政の「ここが問題だ、争点だ」という場所がありましたら、教えてください。

(1)③「大きな政府」と「小さな政府」(と書きましたが、下の文章はテーマに逸れてしまいました…)

―――――以下、余談です――――――――

コメントのやりとりで、一名古屋人さまが「『新しい公共』と新自由主義」という記事を書いてくださいました。

http://ameblo.jp/ichi-nagoyajin/entry-10879144744.html

大きなテーマなので、また別に議論していきたいと思います(勝手にリンク先掲載してごめんなさい。ダメでしたら、下げますね)。

私は海外や国内で、児童虐待やエイズ感染者の村、DV、路上生活者支援など、NPO関係でその現場を見てきました。度が過ぎた「自己責任」論は、徹底的に嫌悪を覚えるものです。

よくよく「左がかっている」と言われましたが、左とか右ではなく、ただ今の社会に存在している様々な苦しみを見ていました。そういった団体は、若い方も多く、かつてのように特に思想を背景に行動していたというわけでなく、みなさん「今おかしいぞ、今なんとかしなきゃ」という一心で、一生懸命活動していたように思います。

現場の方々は、社会そのものの変革を望んだわけでなく、「今ある制度を少し工夫すれば、多くの人が救われる」と、行政にずっと提言していました。かつては、トップダウンそのものでしたから、そんな現場の声は行政にはなかなか届きませんでした。

ですが、「新しい公共」という概念が用いられるようになってから、「市民生活をとりまく様々な団体・アクターが対等な立場で協働していこう」という姿勢が生まれました。

その意味で、「新しい公共」は現場の声を届ける「回路」になったのです。

「小さな政府」でも、「新自由主義」でも、素晴らしい概念は、融合できるんじゃないかなぁと。
もっと考えを深めます。

「行革の具体的なものを示せ」というコメントがありますが、
今はまだ私にはできません(他都市の成功した行革事例を学んでいる最中ですが)。

「外から」あれは無駄、これは無駄、とやって結局うまくいかなかったのが、国政の「事業仕分け」でした。現場の声をまるきり無視して一概に「無駄」と決めつければ、反発をくらうのも事実。河村市長の一律予算カットという方法も、手順をさっぱり踏んでいない点、乱暴すぎる点で、私は賛同しかねます。やはりここでも、ひろく議論のプロセスが重要になってくると思います。(ナントカのひとつ覚えみたいに、言い続けてすみません)

職員さまのコメント、
無駄はある。
なぜなら、この目で市役所の無駄を見てきたから。
一度、はじめた事業は、それをやめると、逆になぜはじめたのか監査でつつかれるからやめない。自分が異動するまでの話なのに、摩擦をおこしてまで無駄な事業をやめない人もいる。雇用を守るために非効率な方法を取ってきた事業もある。
しかし、ここで言う無駄は一般市民の考えている無駄とは違う。
河村も勘違いしていた。予算を使い切る部署など役所生活では見たことがないし、少しでも安い業者が落とすようにいつも努力している。仕事も忙しく、河村に楽をしているといわれるのも心外。


ムーミンさまのコメント、
交通局の赤字削減のための「経営改革計画」について取り上げます。その「経営改革計画」の内容ですが ①全国最大規模の給与カット ②バス営業所の管理の委託 ③公営としては全国初の地下鉄運転業務委託 が三本柱となっています。このうち バス営業所の管理の委託ですが これは神戸・横浜・京都市等いくつかの都市でも既に実施されていることですが 名古屋市の場合 現在 大森営業所と浄心営業所で既に実施済みで 次に野並営業所を管理委託する方向で調整にはいっています。(山田さんのお住まいの西区を走っている市営バスの運転手は市営バスの制服を着ているが実は三重交通の社員なのだ)  バス営業所の管理の委託の効果も先日述べた保育士の場合と同様 退職者の補充の数をしぼりつつ毎年削減されていく人件費の削減がはかれることがあげられます。民間移管実施詳しい方法につきましては 交通局発行の市営交通事業経営改革計画案をご覧ください。


行政の中から、協力者を募る必要があります。(その意味で、行財政改革でなく、行財政『革命』がふさわしいとか、余計なことを言い添えます。)

現場でしか知りえない「無駄」がたくさんある。また、職員さまのおっしゃるように、「一度、はじめた事業は、それをやめると、逆になぜはじめたのか監査でつつかれるからやめない。」との声は、このひと月あまりであちこちの場所で耳にしました。つまり、「自分たちの手ではじめたことは、自分たちの手ではやめられない」というわけです。そういうのを、議員提案なり市長の権限なりで、変えていけたらいいのにな、と。誰かを「敵」に祭り上げるんじゃなくて、ともに協力していけるんじゃないかなぁと。

そういう理想論ばかり言っていると、「既得権を守ろうとする人々から、抵抗されるよ」と忠告を様々受けます。これまで、そういう政治・行政だったから、硬直してしまっている今があるわけで。真の意味で、議員も行政の方も、パブリック・サーバントであるべきですね。ある程度、生活が支えられれば、「足るを知る経済」で、あとはひたすら市民に尽くす。それが人生において、至上の喜びであると。(行政の方々、本当に身を粉にして働かれているので、既得権を守る抵抗勢力は一部であると思っていますが)。

よくわからないことを書きました。
またきちんと具体的に固めて、書きます。

―――――――――――――

(2)委員会の席を退席した理由

理由は、「市会のルールにのっとらざるをえなかった」からでした。
委員会で与えられた席は、「会派を代表するもの」であって、「個人の意見を表明する場ではない」とのことです。したがって、減税日本の会派としての意見は、「予算案に賛成」で、減税日本会派の中で、反対派は少数だったので、委員会メンバーがそれでも反対を表明したい場合は、「退席する」というのが、慣例なのだそうです。

直前まで、自公民とは異なる(地域委員会の予算はついたままの)修正案を提出しようとしていました。その日の朝、委員会が始まる前に、財政福祉委員会の委員長に、「会派として二つの意見を委員会の場で提出する」旨をつげ、「あんたんとこ、党議拘束ないんだろ?別にええよ」と許可をいただきました。

そのあと、市会事務局側で、「市会のルール上、『会派』として席を置いているのなら、そのような行動はできない」と言われ、財政福祉委員会の正副委員長会議で、「反対するなら退席してもらう」と決まり、その後すぐ開かれた委員会の場で、私たちの行動は、退席になりました。

退席になってしまうと、自分たちの意見も意思も委員会の場で表明できなくなります。(残念でしかたないので、「予算案賛成」側の減税日本の要望声明の中に、反対側の声も追加させていただきましたが)。

結局、会派内で徹底的に議論を尽くし、合意形成にまでいたらなかった結果が、直前の退席を招いたんだと反省しています。お騒がせばかりしていて、至らない判断ばかりで申し訳ありません。今回は、最初から最後まで、悔しさばかりです。

そして、何よりも決断の苦しさ。どちらの声も聞き、全体を見渡したうえで、みなさんに納得していただきながら、決断をする。今回は、どれも足りませんでした。「財源があったから」で先のばした議論は、必ずまた来ます。

コメント欄でご示唆いただいた、様々な観点から、一度色んな方々とお話してみます。(できれば、他党の方も含めて、減税施策反対論に終始せず、児童福祉の問題そのものを話せるように)

また、一度「党議拘束がない」というのはどういう意味なのか、市会ルールでどこまでそれが許容されるのか、しっかり検討していきますね。ブログで別に書いていきます。

今晩もまた、長々とおつきあいいただき、ありがとうございます。
by yamadamana2011 | 2011-05-03 00:03 | 考える

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